淡路島の恵み トラットリア ドーニ(Trattoria Doni)渋谷道玄坂店

2015年3月31日8:00

スマホによりカード不要で決済が可能な「GMO Pallet」を導入
Beaconを活用してかざす決済も提供

「淡路島の恵み トラットリア ドーニ(Trattoria Doni)」道玄坂店では、GMOペイメントゲートウェイが提供する、スマートフォンのアプリによる決済サービス「GMO Pallet」をいち早く導入した。利用者は、事前にアプリをダウンロードし、属性情報やクレジットカード番号等の情報を入力。店舗でチェックインと4ケタの暗証番号を入力して決済が可能だ。また、Beaconを活用したサービスも導入しており、その場合、暗証番号の入力なく、かざすだけで決済が完了する。

利用者が登録したクレジットカードで決済可能
来店検知と決済用のBeaconを導入

「淡路島の恵み トラットリア ドーニ」渋谷道玄坂店は、淡路島の食材をコンセプトにしている。同店舗ではITを活用した取り組みを展開しており、紙のようにモギれるチケット サービス「Moggy」や「Facebookページ」などを運営している。また、グルメ情報サイト「ぐるなび」や「ホットペッパー」等を活用し、送客を図っている。

Beaconでの決済のイメージ

同店舗では、GMOペイメントゲートウェイが展開するスマートフォン決済サービス「GMO Pallet」を導入。同店舗はGMOペイメントゲートウェイやGMOインターネットにほど近い道玄坂に店舗を構えており、普段からGMOグループの社員の利用が多かったため、採用したという。

「GMO Pallet」は、利用者がスマホアプリから支払いができる決済サービスとなる。利用者は、登録したクレジットカードで支払いができるため、決済時に現金やクレジットカードを財布から出す必要がない。また、店舗には来店用と支払い用の2種類のBeaconを設置。利用者は店舗に入ると自動でチェックインでき、決済時は暗証番号を入力せず、FeliCa/NFCを利用した決済のようなイメージでスマートフォンをかざして決済が可能だ。

誕生日には店舗から来店客へのアプローチも可能
ランチタイムでの支払いのスピードが課題

現在、同店舗では50人程の来店客が同サービスを利用している。利用者のほとんどがランチの利用で、中にはチェックインしてBeacon決済を行う人もいるそうだ。契約については、GMOペイメントゲートウェイとの非対面契約となる。なお、「GMO Pallet」はメニュー情報の登録も可能だが、現状は利用していない。また、店舗でも来店回数や頻度といった情報を調べることができるそうだ。「まだ活用できていませんが、誕生日にアプリからメッセージを贈れる機能は便利だと考えています」と、淡路島のめぐみ トラットリア ドーニ店長 帯金裕美子氏は話し、笑顔を見せる。

なお、ランチ利用の単価は1,000円前後だが、同社では顧客サービスとしてクレジットカード決済も積極的に受け入れているという。

「GMO Pallet」により利用者がスマートに決済ができるメリットがある一方、「ランチで込み合った際にはタブレットの操作が必要となるため、そのオペレーションが課題となっています」と口にする。

先進的なサービスをいち早く提供した店舗ということもあり、新聞やWebメディアからの取材を受けるなど注目されている。

関連記事

ページ上部へ戻る