株式会社リクルートライフスタイル

今春には「LINE Pay」を追加
LINEユーザーをリアルに送客

同社では「モバイル決済 for Airレジ」の提供によって、訪日外国人ばかりでなく、日本人の利用者を含め、広く日本国内にモバイル決済を普及させていきたいと考えている。そのために、「モバイル決済 for Airレジ」に、決済手段として利用できるサービスを順次、追加していく意向だ。

もともと同社が「モバイル決済 for Airレジ」をオープンなアプリとして開発し、デバイスとしてiOS対応のタブレットやスマホを採用している大きな理由は、店舗に負担をかけずにサービスを拡張していくためだ。利用できる決済サービスが増えても、店舗ではアプリをアップデートしさえすればよく、システム改修などのコストや手間をかける必要がない。

「さまざまな機能がスマホに集約されていく中、決済もスマホで、という流れが進んでいきます。『モバイル決済 for Airレジ』は、その流れを主導していくサービスだと思っています」(リクルートライフスタイル ネットビジネス本部 プロダクトデザインユニット プロダクト開発グループ 佐藤亮太氏)

▲リクルートライフスタイル ネットビジネス本部 プロダクトデザインユニット プロダクト開発グループ 佐藤亮太氏

まず2016年春には、「LINE Pay(ラインペイ)」を追加することが決まっている。「LINE Pay」は、LINEを通じてユーザー間での送金や、提携サービス・店舗での決済を簡単・便利に行うことができるモバイル送金・決済サービスである。これまでインターネットを中心に展開されてきたが、リアル店舗でも利用できるようになる。グローバルのアクティブユーザー数が2億1,500万人超のLINEを通じたモバイル決済サービスであり、「モバイル決済 for Airレジ」でも利用できるようになることで、対面でのモバイル決済の普及に弾みがつくことが期待されている。

複雑な決済業務を1つのアプリに集約
店舗の業務コストを軽減

さらに同社では、「モバイル決済 for Airレジ」に、“モバイルならでは”の価値を付加していきたいとしている。

例えば、常にユーザーが携帯しているスマホの特性と、同社がこれまで『ホットペッパービューティー』、『ホットペッパー グルメ』などのメディア制作を通して培ってきた店舗のネットワークやナレッジを活用した、販促や集客の支援。決済情報、属性データ、位置情報などを基に、適切な人に、適切なタイミングで、適切なコンテンツやクーポンを配信することによって、店舗への集客を図るといった施策の展開だ。販促、集客から決済に至るまでのサービスをトータルで提供できるのが他社にはない強みであるという。

「そもそも弊社が『Airレジ』や『モバイル決済 for Airレジ』を開発・提供してきた根本にあるのは、われわれのクライアントである店舗が負っているコストをITによってできる限り軽減し、本来の業務に専念してもらえるようにすることです」と、リクルートライフスタイル ネットビジネス本部 プロダクトデザインユニット『モバイル決済 for Airレジ』プロデューサー 石川周平氏は熱い思いを口にする。

店舗の業務の中でも、決済は、利用するサービスによって個別に機器が必要だったり、入金サイクルが異なったりと、店舗に大きな負担やコストがかかっていた。これをすべて、1つのアプリで完結できれば、店舗にとって大きなメリットがある。さらに将来的に、物理的なやり取りが必要ないモバイル決済の比率が高まれば、店舗のコストはより一層、軽減していくはずだ。

そのために、「モバイル決済 for Airレジ」を活用し、店舗にとっても、顧客にとっても利便性の高いモバイル決済の利用を増やすことに注力していきたいとしている。

※掲載情報は2016年2月5日時点のものです。

 

■お問い合わせ先
〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2
グラントウキョウサウスタワー
TEL : 0120-859-300
https://mp.airregi.jp/
https://faq.mp.airregi.jp/hc/ja/requests/new

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